IC-9700やら、D-STARやら、ロールコールやら。その4
さて、これでD-STARに出る準備はできた!でも、CQをいきなり出すのもどうかと思い、まずはCQに応答しようと受信を開始。
受信するリピータは「名古屋大学430」に設定。多分ここが一番近いはず。
ところがちょっと問題が。設定はうまくできていると思うけど、まずちゃんと送受信できるかどうかがわからない。D-STARの解説などを見ると、
「一瞬でも電波を出すと受信局にコールサインとCQであることが表示される」
まじか!
それって昔のアナログFMの頃、レピーターに電波が届くかどうか確認するためによくやっていたカーチャンクができない!ってこと??
うーん、それはちょっと・・・。受信している他局に迷惑をかけそう・・・。
と思いながら、いい方法はないかとインターネットをうろうろ・・・。
すると、毎週土曜日夕方から夜にかけて東海地方D-STAR協議会によるD-STARロールコールが行われるらしい。
ロールコールって名前ぐらいは聞いたことがあるけど、なんとなくクラブ局とかが、メンバー同士でやっている、新参者が参加するにはあまりにも敷居が高いイメージがあります。
でもまぁ、受信するにはいいかな、と思って調べてみたら、このロールコール、ホスト局は名古屋大学430を利用することが判明。あ、お近くの方なんだー。これなら聞いてみてD-STARってどんなものかわかるかも。
早速準備を開始。
時間前に名古屋大学430を受信開始。するとほどなく時間になってロールコールが開始されました。最初は1エリアから。
で、受信していて気が付いたのですが、これってたまたま私が直接ホスト局のいる名古屋大学430を受信しているからすべてのロールコールが聞こえるわけで、他のレピーターを聞いていらっしゃる方は、そのレピーターにホスト局がゲート越え設定をしている時しか聞こえないんですよね?
すべての通信が受信できるのは、D-STARデビュー初日の私にとっては大変ありがたいことでした。
そのうちに、こんな通信も聞こえてきます。
「初めて参加しました。どうぞよろしくお願いします。」
どうやら参加するのは、初めての人でも問題ないようです。
なら、私もこの機会に参加しちゃおう!と考えて、準備を開始。といっても、名古屋大学430にロールコールの順番が回ってきたときに、呼び出すだけなんですけどね。
そして、ついにその時が。
「7L1FFN /2 こちらはJL2WACです。どうぞ。」
「JL2WAC こちらは7L1FFN/2です。リポート59メリット5で名古屋大学430へ入感しております。どうぞ。」
おー、ピックアップしてもらえました!
これで、初めてのロールコール参加と、初めてのD-STARによる通信と、一気に初めてが2つ達成されました。
ロールコールなので、簡単にレポート送って、初めてなので、いろいろ不備があったらごめんなさい、今後ともどうぞよろしくお願いします、といった簡単な会話をさせていただきました。時間にして1分にも満たなかったと思います。
それでもやっぱり何事も初めて、というのはこの年齢になっても緊張もしますし、新鮮な気持ちにもなります。
これがあるから、アマチュア無線がやめられないんですよ!
これからも、ゆっくりではあるけれど、楽しくアマチュア無線を楽しみたいと思います。
最後にお相手いただきました7L1FFN/2の磯さん、ありがとうございました!
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