IC-705の外部電源利用による熱対策
隠れ家計画において、無線機はicom製のIC-705を選定しております。
ところが、こいつはバッテリー運用が基本のため、DC13.8V外部電源での連続運用には放熱に難あり、という情報が飛び交っております。
で、皆さんバッテリー取り付け部にファンを付けるなどして放熱対策をしている方が多いですね。Yahoo!オークションなどでは、バッテリーケースを改造した放熱ファンを出品している方も多数お見えです。
でもね、どうせ常設して利用するし、ファンだけでは心もとない。
そこでIC-705を手に取って考えてみる・・・。そして、
放熱フィン+DCファンが最強じゃね??
との考えに至るわけです。
まずファンの風だけだと、風の当たる表面積が稼げない。となれば、何とかして熱を放熱させることのできる面積を増やす必要があり、そのためには放熱フィンを取り付けるしかない。そのうえでファンで空気を放熱フィンの中を通すことで機器から発生する熱を放熱させることができるじゃないか!と。
で、早速部材の選定。
必要な材料は、
1.DCファン
2.放熱フィン
3.熱伝導シート
の3点。
まず、どのくらいのサイズの放熱フィンが取付できるか、電池取付位置のサイズを測ってみます。大体50mmX80mm程度であれば大丈夫そう。放熱フィンの高さは奥行が許す限りとなります。
で、amazonを見ながらよさげな放熱フィンを物色。すると、uxcellの放熱フィンを発見。
続いてDCファン。放熱フィンを選んだ関係で、DCファンのサイズは40mm角、厚さ10mm、DC12V対応のものになります。条件に合うものをこれまたamazonで購入。
そして、最後は熱伝導シート。なぜこんなものが必要かというと、IC-705の電池取付位置のアルミダイキャストの部分は若干へこんでいて、放熱フィンをぴったり取り付けることができません。何も考えずに取り付けると本体と放熱フィンの間に隙間ができてしまい、きちんと本体の熱が放熱フィンに伝わりません。そうなれば、熱が放熱されませんから、最悪本体が壊れてしまいます。
本体と放熱フィンの隙間を埋めるために熱伝導シートが必要になるのです。今回は厚さ1mmのものを選定しました。
あとはこいつらをサクサクと組み立てるだけ。一応放熱フィンは20mmほど切り落としてから利用しています。
最後にどうやって本体の後ろにくっつけるのか?が問題となりました。ここはゼムクリップを伸ばして、IC-705の電池ケース取付用の爪受けにひっかけて固定することに。本体の改造を行いたくなかったのでこのような方法としました。
そして完成したのが下の写真。
これでIC-705の熱問題はバッチリ!とはいかず・・・
ファンがうるさーい!!
そのうち温度センサーによるファン制御を取り付ける予定です。
最後に今回の隠れ家の無線機設置状況の写真となります。
後は実際に交信をしていきたいのですが、それは後日ということで。お空でお会いした時はどうぞよろしくお願いいたします。m(__)m
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