アマチュア無線機とアルファード

皆さんは移動運用はどんなふうに楽しまれていますか?

ある方は、ハンディタイプの無線機で山登り。

ある方は、車で外洋の見える浜辺で。

ある方は、街中を散歩しながら?(流石に不審者と間違われるか・・)

色々な楽しみ方があると思います。

さて、私の場合、移動運用は車に取り付けたモービル機で運用することがほとんど、というかそれ以外やったことがありません。

となると、車に無線機を車載しないといけません。

えー、そこで問題になることがあります。

昔はよかった。簡単にアンテナを付ける場所が見つかりました。

リヤハッチ、トランクリッド、雨どい、天井マグネット、キャリアパイプ・・・

取付用の基台の種類も豊富でいい感じでしたが、我が愛車のアルファード30系にはどれもNGなんですよ。

リヤハッチの部分に取り付けようと思って基台を買ってきたものの、アルファードは内張りが目一杯まで取り付けられていて、そんなスペースはない。

んじゃ、天井とかにマグネットで張るか?いやいや、それもスマートじゃない。

そこで、たどり着いたのが

というもの。

リアウィングなら中身はスカスカ?だろうし、配線も隠ぺい配線できそうだし。ボディーアースは厳しそうだから、ノンラジアルの430MHzに限定してっと。

そんなわけで、検討に入るものの・・・。

まず、リアウィング外し方ワカラナイ。内張り外し方はわかるけど、面倒この上ない。

でもね、この手の仕事を受け付けてくれるカーショップはほぼない、というか知らない。少なくとも無線ショップで取付を頼むと、意匠は二の次になりそうで頼みたくない・・・。

そこで、今回愛知県豊明市にあるLuciole(ルシオール)さんにダメ元で、お話をしてみると、社長さんが快くOKを出してくださいました。

相談の結果、リヤウイングにピンポイントで穴を開けて配線を通す、という職人芸で対応してくださりました。

ただ、機器類の調整などは私自身で行う形となりました。あくまでアンテナ基台を付けて、同軸を隠ぺい配線してもらうのと、一緒にバッテリーからの電源配線をしていただく形で作業となりました。

で、出来上がりがこちら。

いやぁ、こんな感じで違和感なく取付できるってすごいですね。流石はプロフェッショナルです。

え?自分でヤレって?アマチュア精神はどうしたんだ、って?

ほら、ことわざにもあるでしょ?

つまりそーゆーことです。

配線が面倒で3か月ほど放置していたのは内緒・・・。

あ、あと、室内の出来上がりはこんな感じ。

室内は頑張って自分で。

RAM MOUNT を利用したので、助手席を一旦すべてバラすという苦行を乗り越え・・・。

あのね、この車はいたるところが内張で隠されていて、何か一つ作業をするだけで、大変大掛かりなことになるんですよ・・・。ちなみに、このアルファードはグレードがXなのでセンターコンソールが安物です。その為、RAM MOUNT も取り付けられましたが、上位グレードだと多分無理なんじゃないかな?

あとは、送信前にアンテナのSWRを測定。最近(でもないか・・・)手に入れたNanoVNAの派生であるLiteVNA64でSWRを測定。結果、やっぱり144MHzはSWR値が3を超えて使い物にならない。けど、430MHzは、きちんとSWR1.1以下に収まっているのでOKです。

それにしても、自分で何もしていないのに、ブログに記事にするだけで疲れちゃう。歳は取りたくないですなぁ。